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by le-moraliste
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美術史まとめ


ルネサンス三大巨匠

 盛期ルネサンスの巨匠たち

レオナルド・ダ・ヴィンチ (1452-1519)

 異端の芸術家。

ミケランジェロ・ブオナローティ (1475-1564)

 生粋の芸術家。彫刻をベースとし、人体の表現を極める。

ラファエロ・サンティ (1483-1520)

 レオナルドとミケランジェロに学ぶ。ロマンティックな画風。


ルネサンス芸術家その他

ティッツィアーノ・ヴェチェッリオ (1490頃-1576)

 ヴェネツィア派。カンヴァスに直接描く、色彩豊かな画風。
# by le-moraliste | 2012-11-03 23:13 | メモ

御用邸について

◆現在、使用されている御用邸


葉山御用邸

  所在:神奈川県三浦郡葉山町
  竣工:昭和56年
  特色:三浦半島に位置し、相模湾に面する


那須御用邸

  所在:栃木県那須郡那須町
  竣工:本邸、大正15年 付属邸、昭和10年
  特色:那須湯本温泉が近くにある


須崎御用邸

  所在:静岡県下田市須崎
  竣工:昭和46年
  特色:伊豆半島の先端に位置し、近くに浜辺も



◆過去に使用されていた御用邸


神戸御用邸

  所在:兵庫県神戸市
  面積:13,000㎡
  竣工:明治19年8月
  廃止:
  特色・明治天皇の行在所

熱海御用邸

  所在:静岡県熱海市
  面積:11,000㎡
  竣工:明治22年12月
  廃止:昭和3年、老朽化により取り壊し

沼津御用邸

  所在:静岡県駿東郡静浦村(現・沼津市)
  面積:敷地約15万㎡ 宅地?㎡
  竣工:明治26年7月
  廃止:昭和44年廃止
  特色・大正天皇(当時皇太子)の静養のために造営。現在は沼津御用邸記念公園

伊香保御用邸

  所在:群馬県
  面積:山林235,000㎡、宅地6,720㎡
  竣工:明治26年7月
  廃止:昭和27年、焼失
  特色・伊香保温泉の近く


◆計画されていたが完成しなかった御用邸


初声御用邸

  所在:神奈川県三浦市初声。三浦半島の油壺周辺
  経緯:昭和恐慌などの影響により自然消滅



※注記※

本邸は天皇皇后専用、付属邸は皇太子用。ただし平成からは秋篠宮一家が宿泊することがある

※参考文献※

宮内庁 公式WEBSITE
高橋紘 『人間 昭和天皇』 講談社 2011年
# by le-moraliste | 2012-01-07 23:50 | メモ

天皇関係文献 所蔵一覧

天皇関係の書籍で所有しているものをまとめる。他にもあるかも。

浅羽通明 『天皇・反戦・日本』 幻冬舎 2007年
        ※一部読み
浅見雅男 『不思議な宮さま 東久邇宮稔彦王の昭和史』 文藝春秋 2011年
        ※読了(2012.10)
安部能成他 『天皇の印象』 創元社 1949年
        ※未読
石井良助 『天皇 天皇の生成および不親政の伝統』 講談社学術文庫 2011年
        ※未読
猪瀬直樹 『天皇の影法師』 新潮文庫 1987年
        ※未読
猪瀬直樹 『ミカドの肖像』 小学館文庫 2005年
        ※未読
入江相政 『真夜中の硯 侍従長のひとりごと』 講談社 1982年
        ※未読
入江相政 『入江相政日記』 朝日新聞社
        ※拾い読み
入江相政 『入江相政日記』 全12巻 朝日文庫 1994~95年
        ※未読
岩井克己 『天皇家の宿題』 朝日新書 2006年
        ※読了
岩見隆夫 『陛下の御質問 昭和天皇と戦後政治』 文春文庫
        ※読了
小田部雄次 『ミカドと女官 -菊のカーテンの向こう側』 恒文社 2001年
        ※未読
小田部雄次 『昭憲皇太后・貞明皇后』 ミネルヴァ書房 2010年
        ※未読
折口信夫 『折口信夫天皇論集』(安藤礼二編) 講談社文芸文庫
        ※未読
加瀬英明 『天皇家の戦い』 新潮文庫 1983年
        ※未読
加瀬英明 『昭和天皇 三十二の佳話』 有楽出版社
        ※拾い読み
河原敏明 『昭和天皇の妹君 謎につつまれた悲劇の皇女』 文春文庫 2003年
        ※読了。三笠宮の双子の妹=円照寺門跡を明らかに
河原敏明 『昭和天皇とその時代』 文春文庫 2003年
        ※読了。通史
久能靖 『知られざる皇室 伝統行事から宮内庁の仕事まで』 河出書房新社 2010年
        ※一部読み
皇室担当記者編 『皇室報道の舞台裏』 角川oneテーマ 2002年
        ※読了
後藤致人 『内奏 天皇と政治の近現代』 中公新書
        ※拾い読み
坂本多加雄 『象徴天皇制度と日本の来歴』 都市出版 1995年
        ※読了
佐野眞一 『枢密院議長の日記』 講談社現代新書 2007年
        ※拾い読み
佐野眞一 『昭和の終わりと黄昏ニッポン』 文春文庫 2011年
        ※読了(2011.11)。雑誌掲載文を単行本にまとめたものを文庫化
         昭和天皇の崩御前後。昭和天皇の不在と平成の時代諸相の関係を描く
清水勲 『ビゴーが見た日本人』 講談社学術文庫 2009年
        ※未読。明治期日本に17年間滞在したフランス人画家が描く日本
清水勲 『ビゴーが見た明治職業事情』 講談社学術文庫 2009年
        ※未読。フランス人画家が明治期日本を描いた絵をもとに明治の職業を紹介
杉森久英 『明治天皇』 中央公論社 1986年
        ※未読
杉森久英 『天皇の料理番』 読売新聞社 1980年
        ※未読
高橋紘・所功 『皇位継承』 文春新書 1998年
        ※拾い読み?
高橋紘 『人間 昭和天皇』上下 講談社 2011年
        ※上巻読了(2012.1)
高松宮宣仁 『高松宮日記』 中央公論社
        ※拾い読み
千田稔 『華族総覧』 講談社現代新書
        ※拾い読み
筒井清忠 『昭和期日本の構造 二・二六事件とその時代』 講談社学術文庫 1996年
        ※読了
寺崎英成・マリコ・テラサキ・ミラー 『昭和天皇独白録』 文春文庫 1995年
        ※拾い読み
イザベラ・バード 『イザベラ・バードの日本紀行』上下巻 講談社学術文庫 2011年
        ※未読。1878年来日したイギリス人女性の日本旅行記
橋本明 『平成皇室論 次の御代にむけて』 朝日新聞出版 2009年
        ※読書中(2011.12)
原武史 『大正天皇』 朝日選書 2001年
        ※読了
原武史・保阪正康 『対論 昭和天皇』 文春新書 2004年
        ※読了
原武史 『昭和天皇』 岩波新書 2008年
        ※読了
原武史 『増補 皇居前広場』 ちくま学芸文庫 2007年
        ※未読
半藤一利 『卜部日記富田メモで読む人間・昭和天皇』 朝日新聞社 2008年
        ※未読
福田和也 『美智子皇后と雅子妃』 文春新書
        ※読了
福田和也 『昭和天皇 第一部』 文藝春秋 2008年
        ※連載時にほぼ読了。単行本も読了(2011.6)
福田和也 『昭和天皇 第二部』 文春文庫 2011年
        ※読了(2011.6)
福田和也 『昭和天皇 第三部』 文藝春秋 年
        ※読了(2011.7)
福田和也 『昭和天皇 第四部』 文藝春秋 年
        ※読了(2011.7)
福田和也 『昭和天皇 第五部』 文藝春秋 2011年
        ※未読
T.フジタニ 『天皇のページェント 近代日本の歴史民族誌から』 NHKブックス 2002年
        ※読了
古川隆久 『昭和天皇 「理性の君主」の孤独』 中公新書 2011年
        ※拾い読み
文藝春秋編 『大いなる昭和 昭和天皇と日本人』 文春文庫 1996年
        ※一部読み
保阪正康 『秩父宮 昭和天皇弟宮の生涯』 中公文庫 2000年
        ※未読
保阪正康 『昭和天皇』 中央公論新社 2005年
        ※読了(2009)
保阪正康 『崩御と即位 宮中で何が起こっていたのか』 新潮社 2009年
        ※一部読み(2011)
H.G.ポンティング 『英国人写真家の見た明治日本』 講談社学術文庫 2011年
        ※未読。1902年頃日本を訪れたイギリス人写真家の旅行記
御厨貴他 『近現代日本を史料で読む 「大久保利通日記」から「富田メモ」まで』 中公新書 2011年
        ※一部読み(2011)
オットマール・フォン・モール 『ドイツ貴族の明治宮廷記』 講談社学術文庫 2011年
        ※拾い読み。お雇い外国人として宮内省に招聘されたドイツ外交官の日本体験記
矢澤高太郎 『天皇陵の謎』 文春新書 2011年
        ※拾い読み。元読売新聞記者。古代天皇の実在は否定
八幡和郎 『お世継ぎ 世界の王室・日本の皇室』 文春文庫 2007年
        ※拾い読み
八幡和郎 『皇位継承と万世一系に謎はない』 扶桑社新書 2011年
        ※未読
山本七平 『昭和天皇の研究 その実像を探る』 祥伝社 1989年
        ※読了
山本雅人 『天皇陛下の全仕事』 講談社現代新書 2009年
        ※読了
横井齊 『昭和天皇の笑顔』 保育社 1990年
        ※未読
吉田祐二 『天皇財閥 皇室による経済支配の構造』 学研パブリッシング  2011年
        ※拾い読み(2011)
歴史雑学探究倶楽部編 『天皇家の謎』 学習研究社 2008年
        ※拾い読み
渡辺誠 『昭和天皇のお食事』 文春文庫 2009年
        ※読了
渡邉允 『天皇家の執事 侍従長の十年半』 2011年
        ※読了(2011.12)
『昭和天皇と激動の時代 【終戦編】 正論9月号臨時増刊号』 産経新聞社 2005年
        ※拾い読み
『特集 近代天皇論 大航海 No.45』 新書館 2003年
        ※一部読み


2012.1.7.追記
# by le-moraliste | 2011-05-16 17:53 |

メモ ― 天皇について



【 入江相政侍従長と"魔女"今城誼子(貞明皇太后と香淳皇后の女官) 】

・入江の「専横」と「祭祀軽視」?

【 尼門跡寺院「円照寺」と三島由紀夫『豊饒の海』の「月修寺」 】

・円照寺の山本静山門跡と三笠宮殿下が双子の兄妹であることは公然の秘密。静山門跡はすなわち糸子内親王。『豊饒の海』はこの円照寺をひとつの舞台にしており、皇族との恋愛がテーマである「最大の不敬小説」(島田雅彦)であるが、三島ははたして静山門跡の事実を知っていたのか知らなかったのか。

【 葉山御用邸消失事件(1971年1月) 】

・放火犯角田俊治は「軽度の精神分裂病」(河原敏明)だったのか、あるいは「過激派」(原武史)だったのか。河原は、警察が「過激派でなかったことには胸をなでおろした」と書く。

【 訪欧(1971年9-10月)と訪米(1975年) 】

・アメリカより欧州を優先して訪問したのはなぜか。訪米の予行演習として訪欧だったのかどうか

【 昭和天皇と沖縄 】

・沖縄訪問に積極的だったのか消極的だったのか
# by le-moraliste | 2009-06-08 10:58 | メモ
つらつらと本棚を眺めていて、はたと手にとったのが江藤淳の追悼号雑誌。「追悼 江藤淳」を特集している雑誌はほとんどすべて持っていて、懐かしく、いくつかの雑誌をパラパラとめくってみた。

江藤淳が自殺したのは1999年7月21日夜。ちょうど10年前になるのか。

当時読んだ追悼文のなかで出色だと思ったのは、吉本隆明と福田和也の文章だった。

『文藝春秋』には石原慎太郎の文が掲載されている。自殺の直前まで江藤淳と大きな意味のやりとりをしていたことが回顧されているあの文章である。今回再読してみて、実に良かった。石原氏にしか書けない内容、文章で、自分は石原慎太郎の文(体)が好きなんだなあとふと思いもした(余談だが、石原慎太郎の文章において、慎太郎はいつも絶対的に正しい。婉曲的であろうとも、慎太郎の正しさを本人はつゆとも疑ってはいない。そういうところに好き嫌いが分かれる理由があるだろうけど、慎太郎に対してそういう疑念をもつことそれ自体が無意味だ。「正しい」石原慎太郎を私たちはただ、味わえばよいのであり、そしてそれは十分に価値あることなのだ)。

そういうこともあり、石原慎太郎と福田和也の対談も読んだ(『文学界』)。

あまり噛み合わない対談ではあるのだけれど、後日、福田和也「絶望の獲得」という短文(『南部の慰安』所収)をなんとなく読んでいたらある人物について触れられており、たしかこの対談でもその名があがってきたのではなかったかと思い出して、ふたたび『文学界』をひらいてみた。

その人物は、詩人の伊藤静雄。

江藤淳の書いた『石原慎太郎論』が最良の慎太郎論だと福田和也が語り、その本の冒頭に伊藤静雄の詩が引かれているという。それは。

「すべてのものは吾にむかひて

 死ねといふ、

 わが水無月のなどかくはうつくしき」

               ―『水中花』


(つづく)
# by le-moraliste | 2009-06-06 02:43 | メモ